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試験直前の処方箋


まだ、放置している患者さんは・・・

この時期まできて、十分に準備できている人には不要かも知れません。準備できていない人のために、試験前に準備すべきこと(あくまで私の経験ですから、これが全てではないことを理解ください)を書いていくこととしましょう。


知識の整理は・・・

大事なアプリケーションエンジニアの知識の整理はできていますか?できていないなら、ここからはじめましょう。通勤時間を利用して、手法のメリットデメリットを復習しておきましょう。もう時間もありませんので、出そうな分野を集中的にやるほうがよさそうです。まず、要件定義関係ですね。特に分析の手法をよく復習しておいてください。過去問題も分析のところはよく出ます。アプリケーションエンジニアの基本的役割なんでしょうね。あと、クライアントサーバー系システムもやっておいてください。いまは主流ですから当然のように「なにが問題であったか?」を問われそうです。あとインターネット時代ですから、セキュリティーと通信ネットワークも出題が多くなってくると思います。これに限らず、毎年のトレンドを考えてそれなりに準備しておく必要があります。経林書房のテキストを該当のところを読んで、メリット、デメリットを紙に100字くらいで書けるような練習をしておいてください。分析手法などの説明も100字くらいで書けるようにしておくべきです。字数が足りないときなど、手法の説明で字数を調整できるからです。100字を5分くらいですらすらかけないと苦しいですので、会社勤めの人は昼休みなどで練習してください。


過去問題を眺めてみて・・・

過去問はじっくり読んでますか?アプリケーションエンジニア論文試験テーマは2回目、3回目に入っています。だから過去問題をじっくり勉強することをすすめます。過去問題(テーマ)は、このページにありますので、早速プリントアウトして通勤電車や会社の昼休みに眺めましょう。そうして、何度も読み、出題者の書いて欲しいことを頭の中で展開してください。次に、論文構成をまとめる訓練をしてください。最初は30分くらいかかってもよいですから、じっくり考えましょう。問われていることを正確に見つけ出し、何を書くべきかを根気よく考えるようにしてください。会社の休み時間は普通1時間くらいありますよね。昼食を20分以内で片付け、5分休憩し、30分で1日1問確実にこなしてください。これをやっておくだけで、本番は全然違いますので。論文構成が出来るようになれば、あとは文字数をこなす訓練が必要です。


文章をこまめに書こう・・・

10月に突入した段階で準備を急がないといけないことは、文章構成です。このサイトでもいろいろお話ししたので、多くは語りませんが、ここでは、文章練習の話をしたいと思います。あなたは実際に2時間で3000字書きましたか?できていないなら・・・本番前にせめて1回でも書いてみてください。2時間が毎日取れるかたは問題ないと思いますが、忙しいかたでも次の休日(最終週ですが・・)に書いてみてください。長距離走とおなじで、短距離をいくらかさねても長距離のつらさ、コツなどはやっぱり分からないと思います。長い時間かけて論文書いているといろいろなことが起こります。汗っかきの人は、手に汗をかいてきます。そうすると、エンピツやシャーペンが滑って上手くかけないことが分かります。そういう場合のために、ティッシュやハンカチは絶対忘れてはいけないとか、分かるようになります。あと筆圧が高い人がシャーペンを使っている場合、そのうち芯が折れまくります。知らず知らずのうちに、筆圧がどんどん高くなり、芯が回りに吹っ飛んでいきます。こういう人は芯をたくさんもっていかなくてはいけません。私自身、手に汗をかきます。さらに筆圧が異常に高いので、書いているうちにペンだこが痛くなってきます。筆圧が高いことは他の問題もあります。芯がうすい(HBでも駄目!)と硬いので、原稿用紙が破けます。このため、私はシャーペンには気を使っています。

・ペンだこにやさしいこと(太いシャーペン・・・・細いと手に食い込む。)
・汗を書いてもすべらないこと。(グリップ付・・・人間工学に基づいた設計の形))
・芯はBで折れにくいもの


を満たすものを愛用します。いろいろ探しましたが、「ドクターグリップ」しかありませんでした。しかしながらドクターグリップのグリップも何回か使うと滑りやすくなるので、私は試験のたびに新しいドクターグリップを3本購入し、試験の時はちょっとすべりやすくなったら代えています。
本番の途中で、1分くらいシャーペンの芯が連続して折れたことがありました。本当の話です。それはプロジェクトマネージャー試験のときでした。1分というのは、書いていると短いですが、芯が何回も折れると異常に長く感じます。皆様にはそのようなことがないよう気をつけて準備しておいてください。筆記用具などで試験にマイナス要因を作るのは寂しすぎます・・・・


短文の練習をして!

短文練習も必要です。論文といっても、結局は章、段落の組み合わせです。段落は複数の短文(100字くらいか?)で構成されています。だから、大事なのは短めの文章がきちんと書けることなのです。会社で、ワープロ使って文章書いている人は、あと2週間、エンピツで書いてみませんか?フォーマルな報告書などはしょうがないかも知れませんが、グループにちょっと報告するものは、電子メールでなく、レポート用紙にエンピツで短文にまとめてみることができないでしょうか?

私は、論文が苦手だったとき、そのような練習?をしたことがありました。結構手にスタミナがついたことを覚えています。手書きの抵抗もかなりなくなったと記憶しています。だまされたと思って、実行してください。


週末は時間を作って・・・

試験直前の土曜日でもいいです。その前なら土日使えます。今更でなく、最後に時間が取れたと思って集中して勉強しましょう。知識が弱い人は、経林書房のテキスト見直してください。全部でなくていいです。要件定義のところと外部設計のところだけはよく読んでください。ここから出る確率が高いことは、以前から話していますよね。そういえば、掲示板に「経験がないのに、経験があるように書くコツは?という質問がありました。(エーロン注:昨年です。)コツはあるようなないような・・・確かに、経験でしか書けないことがあります。でも、ない場合もコツがあると思います。私の自論ですが、ユーザーがらみのごたごたが最もシステム開発上やっかいなものだと考えています。システム上の不具合を解決したということも重要なのですが、やっぱりシステム開発で問題になるのは、ユーザーの評価、ユーザーへの貢献、ユーザーの満足です。午後2の問題でも、ユーザーがらみの問題がよく出ます。そこで説得力を持たせる工夫として、ユーザーのわがままの整理、代替策の提案などがあります。一般的に参考書とかで「プロトタイプはユーザーニーズを掘り起こす」とかいてあるじゃないですか。私も、若い頃はよくわかりませんでしたが、ユーザーって、一般的にわがままで無責任な存在であることが多いと思います、反論はあると思いますが、多分正論です。だから、プロトタイプとかで見せてやらないと、後で100%文句を言い出すんです。でも、これって、自然ですよね。ユーザーから見れば、システムできましたといわれて、使ってみたら使い勝手が悪い。直せといったら、時間がありません。追加コストがかかります。といわれる。こんなシステム開発には協力したくないですよね。自分がユーザーだったら、どういう気持ちになるかよく考え、不満を書き出し。それを解決するような手配を論述してけば凄く経験に基づく記述になると思います。ユーザーとシステム開発部門の戦いは、人間的問題だけになまなましく、採点者の気持ちをひきつけるはずです。すくなくとも、私が論文模試の添削をする場合、そこを大きく評価しますね。


あとは気持ちの問題・・・

試験は、できるだけ多くの方に合格してほしいと思っています。第1種を合格している方だったら、そんなに難しくはないと思っているんですよね。論文に関しては、いろいろ意見を言う人もいますけど、実際のところ、よく出来る人を評価するものでなく、AEとしての知識や考え方を試しているのだと言う話ですから、落ち着いて考えれば、合格論文は書けると思います。
試験にだんだん近づいてくると、もうとやかく言うつもりはないです。あとは気持ちの問題ですね。いっておきますと、AEは言われたことを黙々とやる役割と試験主催者側は思ってませんから、そのつもりで論文書いて下さいね。AEは、システムを組む人でなく、システムをクリエイトする人ですよ。だから、技術用語をひけらかし、ユーザーを小馬鹿にするような態度の人では勤まりません。そんな気持ちの人は合格しません。AEは、リーダーとしてやっていかなくてはいけません。PMが毎日酒を飲んで、都合のよいときだけ分かったようなことを言っても、AEは耐えなくてはいけません。システムを作るのは、結局AEなんです。AEの設計でほとんど決まるんです。AEは技術屋根性丸出しでは駄目なんです。そういう人はAEには向かないんです。ということで、AEの心構えみたいなことが伝わったでしょうか?迷ったら、こんな気持ちで論述をすると、合格間違いなしですね。


ほんとに試験直前の心得

悔いがないように準備された方はいいですけど、そうでない方は直前にじたばたしても遅いですからあとは自分の力を信じ、落ち着いて臨むしかないですよね。試験では、よく問題を読んで下さい。問題にはヒントがたくさん記載されています。問題作成する人の立場を考えてみれば分かると思いますが、一生懸命に書いて欲しい内容をオリエントするための記述を挿入しているはずです。問題を作る人の気持ちは私もわかりますが、何回も問題文をチェックし、このキーワードを入れて書いて欲しいと願っているんです。これは大変根気がいる作業です。ですから、問題文はしっかり読んで、出題者の叫び?を理解してそれに沿った回答=論述をしたらいいんです。合格のコツは、なまなましいことですね。ユーザーとの確執を乗り越えたとか、マルチベンダー構成で嫌な思いをしたけどどうにか解決したとか、採点者を思わず微笑ませるエピソードがあるといいのですが・・・経験が少ない受験生はこれは難しいかも知れません。ですけど、この仕事(システム開発及び保守)していれば、飲み屋でいつも話題(愚痴か?)になるエピソードがあるものです。そういうことを論文に書き込めれば差別化間違いなしです。論文の問題を見て、これでは書けない!と嘆くこともあるかも知れませんが、10秒後には、どうしたら論述を構成できるかを考え出してください。ゲームだと思って、楽しんで試験に臨むことが重要だと思います。


AE試験合格者としてのアドバイス

@前日は早く寝て、睡眠をしっかりとってください。AEの論文試験には、メンタルな部分が大きく影響します。体調のよしあしで、文字数が多くなったり、少なくなったりするのです。論文試験で一番重要なのは「筆のノリ」です。作家とかでもノッテいるといいものがかけます。論文試験もそうです。高揚物質のドーパミンが分泌されやすいように体調には気を使おう。

A当然ながら、前日は酒を控えよう。

B試験会場には早く行こう。早く行って、後からくる受験生を見下ろせば、行けそうな気がしてくるから不思議。

こんな感じで考えましょう。直前の処方箋・・・・直前までの過ごし方や心得が分かっていただけたでしょうか?


直前治療 終了