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 直前治療2004

〜合格論文の決め手〜


ドクターエーロンです。いよいよ明日は2004年度の試験日となりました。今年のドクターはいろいろ忙しい面があり、サイトでの治療は少し少なめだったと思います。その分、論文塾での添削やセミナーを行い、患者の皆様の生の状況を把握することができたと思います。本当に直前ですが、明日の試験に対する最終治療を行いたいと思います。


●今年の患者さんの状態は・・・

今回、論文塾ではAE、PMを中心にAN、SDの全区分を診ました。(AN、SDは齋藤先生が診ましたので、ドクターは添削を少々だった)その評価の感想を述べますと、やはりANとPMは比較的よくか書けている方が多く、AEとSDはそうでもないという傾向があったと思います。

なお、論文塾では評価を@文章表現、A論理性、B題意整合性、C内容(具体性、面白さ)で行っていますので、この4つのポイントで上手くかけているか診ます。したがって、よくかけているというのは、この4つがバランスよく高い評価を得ているという状態を指します。

AN、PMの受講者は論文慣れしている(かつて論文あり試験を合格している)ため、この傾向になるのだと思います。それに比べ、AE、SDは論文試験に合格しないない人が「はじめて」経験する区分と考えられ、不慣れな受講生が多いのであまり上手くかけない状態になっているのではないかと分析しています。


●ドクターの採点基準

まず、ドクターの採点に対する考え方を述べておきましょう。これは、あくまでドクターの経験と研究から導かれたものであり、当然、他の試験対策機関(I社たT社)と一致しているとは限りません。また、試験機関が実施している採点基準と一緒でないかもしれません。試験採点基準が公開されていない以上、一致させることは困難です。

しかし、ドクターは過去このサイトと書籍、論文塾セミナーや添削を通じ、連絡があっただけでも合格者を200人以上輩出しています。この結果から、ドクターの採点基準は一定の意味を持つと考えています。そこで、今回はこのドクター基準を説明し、明日の試験に備えていただくこととしたいと考えました。

では、ドクターの採点の考え方を説明しましょう。ドクターが重視するのは、B題意整合性とA論理性C内容のうち具体性です。@文章表現については重視しないわけではないのですが、多くの方はそれなりの文章表現をするので大きな評価差にはならないのが普通です。したがって、B、A、Cのうち具体性が評価を分けるポイントになっています。

ちなみにドクターは@をあまり重視しませんが、以下のところは気にしていますので、これらには注意してください。


●口語表現があまりにも多い。
 〜だ。で終わる(コラム調)
 〜います。で終わる(ですます調)
  とんでもなく多い。(形容詞が口語体かつ具体的な数量規模を表現できていない)
●漢字が間違っている。
●接続詞の使い方が不明確(文章と文章を繋ぐものが適切に使われていない。または、接続詞が使われていないので、単調な文章の羅列となっている)
したがって、そこで、すなわち、つまり、また などの接続詞の使い方を理解せず、意味がごっちゃになっている。

●空白マスが多い。



こんなところでしょうか。


●何が弱くて評価が低くなるのか
以下は、論文塾の添削をしていて感じたことです。

 ・題意整合性が低い論文は基本的に低い評価になるが、実際にそのような論文は少なかった。
 →つまり、題意をはずす論文はほとんどなく、多くの受講生は題意を適切に理解し表現していました。ドクターがクリニックを4年前にはじめたときは題意をはずす論文ばかりだったのですが、クリニックや書籍での話が理解されてきたからなのか、題意については大きな問題になっていなかったと感じました。

 ・A評価になっている論文を見ると、すべて論理性の評価が高く、内容の具体性が低くても論理性が高ければA評価になる傾向があった。逆に内容の具体性が高くても論理性が引くければA評価になっていない傾向があった。
 →つまり、一番評価されるのは論理性ということになります。これらをまとめると、以下の通りになります。


 *題意整合性が低いとA評価にはならない。(題意にあっていることは必要条件)
 *題意にあっているもののうち、論理性が高いのはA評価になる可能性が高い。
 


●最後に必要なのは、題意整合と論理性

 ドクターは、題意整合と論理性が合格論文の決め手になると考えています。題意整合とは、問題のテーマを理解し、それにぴったりの内容をかけるかと言うこと。対策は「問題を読む。とにかく読む。理解するまで読む」ということしかありません。出題者の意図を理解し、行間まで読む。これを心がけてくれればよいと思います。

また、論理性の決め手は主張とそれを支える論拠(なぜ、そのようなことがいえるのかを分かりやすく、読み手に納得させる理由を説明していくこと)を明確にしていくことしかありません。実際、ドクターは論文添削で何度も「論理の飛躍」を赤ペンで書き込みしました。それほど、多くの受講者は論理性を持たせることができていないのです。しつこいくらい、主張の理由を述べる。これが論理性確保のコツと言えるでしょう。

最後になりましたが、これがドクターのアドバイスです。今日は早目に就寝し、明日は早めに起床し、頭を起こしてください。健闘を祈ります。

試験結果を、掲示板に寄せていただけると嬉しいです。(ドクターエーロン)